元いじめっ子の懺悔ブログ

元いじめっ子が過去の出来事を、面白おかしく懺悔するブログです

私の嫁について

みなさん、お元気ですか。

元いじめっ子の武始です。
 
今回は以前の記事からちょくちょく登場してきている
私の嫁の事を軽く紹介させていただきます。
 
私のような人間と、なぜ一緒になったのか、、、
需要はあまりないかと思いますが、どうぞお楽しみください。
 

【嫁との出会い】
今から約12年ほど前、私の働いている店に彼女は派遣社員としてやってきました。
どんな店かは伏せておきますが、アミューズメントとだけ言っておきます。
 
彼女は私より年下で、当時バイトリーダーをしていた私は
彼女の教育係をすることになりました。
 

私「初めまして、よろしくね。じゃあ、早速説明するね」

嫁「おう」
 

???
 

(今の聞き間違いじゃないよな?)
 

私「じゃあ、今の時間はこの場所でお客様の様子をみておいてね」
私「お客様に呼ばれたら、すぐ行くようにね」
 

嫁「うっす」
 

?????
 
 
(あきらかに言葉遣いがおかしい、、、)
(年も下のはずだし、勤務初日でこの態度か?)
 
私も大概常識のない人間ですが、寮生活を経てある程度の
上下関係は学んでいたので、彼女の言動がいまいち理解できませんでした。
 
(ここは社会人としての常識をちゃんと説明しておこう)
 
私「あの~、一応自分はあなたの教育係で、年も上だと思うし」
私「・・・ちなみに何歳なの?」

嫁「24」

私「俺、一応27だから」
 

嫁「ほ~ん」
(大分、上から目線で)
 
 
この時点で心が折れました。
 
・・・あとから本人に聞いたところ、私が年齢を言った時に嫁は

私にアピールをしている(なんの?)

と勘違いしていたようです。
 
 
そんな衝撃的な出会いからしばらくたった後
休憩室で嫁と派遣会社の管理の方が話をしている場面に出くわします。
休憩室と言ってもそんな広くないので、会話の内容が聞こえてきます。
 

嫁「おまえんとこは、なんでそんな融通がきかんのじゃ!!」
嫁「ほんま、くそみたいな会社やのう!!」
嫁「次はないからのう、次あったら覚悟しとけよ!」
 

嫁の怒涛のクレーム?の前で何も言い返せず
ぐっと拳を握りしめて話を聞いている管理の方、、、
ちなみに大分お歳を召した男性の方です。
 
冗談でも何でもなく言葉遣いは本当そんな感じでした。
(もっと酷かったかな?)
 
 
そんなこんなで、嫁もなんとか仕事に慣れてきた頃
嫁の私への怒涛のアピールが始まります。
(のろけっぽくなったらスミマセン)
 
私が休憩中に椅子に座っていると、嫁も休憩にきました。
私の座っている椅子以外にも、いくらでも椅子はあったのですが
なぜか私の椅子に座ってきます。
 
(いやいや、他に空いている椅子あるやろ!)
 
と、思いましたが、一つの椅子を二人で座るという
シチュエーションにニコニコしている嫁を見ていると
強く拒絶することはできませんでした。

その後も勢いは留まらず、ある日嫁からデートに誘われます。

嫁「明日の夕方7時な!」
私「わかったよ」

ちなみに嫁の生態を間近で観察していた私は
デートのお誘いは何度か丁重にお断りしていました。
押しに負けての承諾です。

(全く想像がつかん、一体どんなデートになるんだろう)
 
そんな、デート前とは思えない何とも言えない心境で就寝。
 

そして当日

6:30
(もうそろそろ時間だな、準備するか)
 

6:50
(ちょっと早く着いたかな?)
 
 
7:10
(おっもう7時10分か、そういえば連絡ないな)
 

7:30
(・・・遅い、連絡してみよう)
 

8:00
(何回かけても繋がらない、、、もう帰ろう)
(何かあったのかな?心配だなぁ)
 
 

翌日、職場にて
 
 

嫁「ごめん!友達と徹マンしてて連絡すんの忘れてた!」
 
 
 
俺「・・・・」
 
 

嫁はその後もめげずに私をデートに誘います。
一回目のデートをすっぽかされた私は
次はないよ、と釘を刺しまた同じ時間にデートの約束をします。
 

そして当日

6:30
(もうそろそろ時間だな、準備するか)
 
 
 
以下、前回のリピート
(すっぽかし)
 

そして翌日

嫁「ごめん!携帯なくしてて夜中ずっと探しとったんよ!」

連絡手段は他にいくらでもあるだろ!!というツッコミは置いといて
次も"徹マンでドタキャンだったらないよ"と思っていたのか
ひとしきり言い訳をした嫁はふぅ~と一息ついた後、煙草に火をつけ一服していました。
 
人としてどうなの?と思いながらも彼女の押しの強さ?で
その後何だかんだ事件はありましたが無事、結婚することになりました。
 
長くなりそうなので、嫁については一旦これくらいにしておきます。
 

他にも面白エピソードは色々ありますが
あまり過激になるとあれなのでダイジェストで簡単に紹介します。
 

当時嫁は、私のシフトに合わせ当日欠勤等を平気で繰り返す
 
嫁が仕事を辞めた後、私に「寂しいから仕事いくな」と言って辞めさせる
 
子どもができて、出産予定日の直前(私は別の仕事をしていました)
親が宝くじ当たったから仕事辞めろ、といい辞めさせる。
(勿論、宝くじの話はウソ)
 
よく失踪する
 
数ある失踪(逃走)劇の中で一番の大捕り物は
二人の刑事と一緒に出口(逃走経路)をかため、捕獲したこと、、、など
 

一緒にいて一向に飽きの来ないとても素敵な嫁。
なぜ、私がこんな嫁と一緒になったのか、それは、、、

当時桜井章一にハマっていて、彼の嫁選びが

数あるガールフレンドから一番大変そうな子を選んだ

という、エピソードがあり

漢の愛は責任感!!!

と一人盛り上がり結婚を決意しました。
 
この子と一緒になったら大変だろうな、とは思いましたが
一つ彼女の良いところを挙げるなら、ある意味とても

素直

なところ

素直に嘘をつく、素直に人に迷惑をかける

そんなところが決め手でしょうか。

やっぱりのろけ話のようになってしまいましたね。(スミマセン)
今では私の異常性にも寛容?で近所では仲の良い夫婦、で通っています。
 
 
振り返ると、当時の私は嫁と結婚していなければ
今の職場(勤続10年で私にしては奇跡)に出会うことも
可愛い二人の娘に出会うこともできず、どこかで野垂れ死んでいたことでしょう。

本当、今となっては、、、ですが(意味深)
 
 
最後に、、、
嫁失踪中に娘二人と動物園に行った時の事
下の娘が風船がほしい、というので買ってあげたら
その時に限って、娘が風船を持つ手を離してしまいました。

空高く舞い上がる風船、、、

それを二人の娘と見つめながら

(嫁は私に定職と娘をプレゼントしてくれた天使だったんじゃないか)

と、ふと思ったこともありました。
まぁ、その後無事確保できましたが(笑)
 
ともかく、皆さんも嫁には感謝しましょう!!

ではこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。