元いじめっ子の懺悔ブログ

元いじめっ子が過去の出来事を、面白おかしく懺悔するブログです

いじめっ子は動物虐待もする

皆さんこんばんは!
 
元いじめっ子の武始です。
最近、懺悔ブログの主旨から外れつつありましたので
今回はタイトルにもあるように、ちょっとえげつない記事を
懺悔のつもりで書かせていただきます。
 
 
小学生時代の話

私の町は、以前も紹介したように漁師町ですので
あちこちに魚が落ちていることもあり、当然
 
 
 

が、大量に湧いています。
私の娘も猫が大好きで、よくなけなしの小遣いで野良猫に餌付けをしたりしています。
 

さて、小学校低学年の時に友人が大慌てで私の家にやってきました!
その友人は同じ地域の友だちです。名は"キュウ君"とでもしておきます。

キュウ君「たけし君!港にめっちゃかわいい子ネコがおる!!」
 
今思えばよくある光景ですが、当時の年齢からするとビックニュースです。
 
私「ほんまかっ!!見に行きたい!!!」
 
そして、友人と向かった先にいたのは、、、
 
 
 
とってもかわいい子ネコちゃん(=^・^=)
 
 
 
でした。
 

まだ生まれて数週間でしょうか。
目がくりっとした黒白の毛色の2匹の子ネコちゃんたちは
まだ人間に対する恐怖心もなく
にゃーーと、か細くも可愛らしく鳴きながら私たちに近づいてきます。

テンションもMAXになった私の次にとった行動は、、、
 
 
 
よしっ!家に持って帰って飼おう!!
 
 

でした。
 
 
思い立ったらすぐ行動、早速友人と一緒に子ネコちゃんたちを家に連れて帰ります。
さあ、連れて帰ったはいいが、どこで飼おうか迷うところ。
 
 

う~~ん、、、そうだっ!!
 
 

勉強机で飼おう!
 
 
 
???
 
 
 
いえいえ、それには理由がありまして
読者の皆さんは昔の学習机はよくご存じですよね?
私が使っていた学習机は当時人気ナンバー1の
 

くるぴたデスク
 

くるぴた!机の高さが自由自在!くるぴた!
当時意味もなくくるくるぴたぴたさせまくっていました。
 
そんなくるぴたデスクの一番下の引き出しは実はかなり大きく
高さ、奥行きともに子ネコを飼うには申し分ない広さです。
 
私は引き出しの中身を空にして、そこにティッシュを敷き詰めて
子ネコちゃんたちをしまいしまいしました。
 
そこからしばらくは彼女たちの描生最後の幸せの時間
 
友だちと一緒に「かわい~な~!」としばらく子ネコちゃんたちと戯れていましたが
無情にも終わりの時間がやってきます。
親が仕事から帰ってきたのです。
親父は、私たちの様子をみるやいなや

「たけし!ネコやか飼えるかっ!港に戻してこい!!」

とバケツを渡されました。
私たちは仕方なく渡されたバケツに子ネコちゃんたちを入れて
先ほどの港に向かいます。

友だちと

「なあ、どこでお別れする?」
「う~ん、ここら辺はトンビに見つけられそうやから危ないよなぁ」
 
などと、港をうろうろしていると、一人の漁師のおっさんに出会いました。
・・・う~ん、ここからは書くのがツラい。
 

おっさん「おまえらっ!そんなバケツもってどないしよんじゃっ!!」
 
私たち「子ネコの離す場所さがしとるんや」
 
おっさん「んなもん、あんじょうしよったら野良猫が増えてかなわんわっ!!かしてみいっ!」
 

そういうと、おっさんは私たちからバケツを奪い港の船着き場まで行きました。
訳もわからずついていく私たち。
堤防まで来たおっさんは、その後おもむろに
 

ほりゃぁ~!!
 
 
とバケツの中の子ネコを一匹海に放り投げました!
 
 
ぼっちゃ~ん!
 
 
港湾に投げ出された子ネコ。ところがっ!!
その子ネコは爪を立てて直角の堤防を必死で登り始めているではないかっ!
 
 
 
私たちの心の声
 

すげ~!!
 

がんばれっ!!
 

あと少しだっ!!
 
 

おっさん突け突けぇ~~い!!
 
 
なんと、おっさんはどこからもってきたのか長い棒を携えて子ネコちゃんの顔面を突いて突いてしています。
何度も突かれてはさすがの子ネコちゃんも耐えきれず、海に落とされます。
それでもめげずに再び登ろうとする子ネコちゃん、、、

そこで、子ネコを突いて突いてしているおっさんが私たちに言います。

バケツの中にもう一匹おるやろっ!ほれっ!ほれ~いっ!!

突然の修羅場に、私たちはすでに洗脳されていたのか
キュウ君は手を震えさせながらバケツをもち、湾に向けて構えました。

おっさん、登ってくるネコを突きまくる
キュウ君、バケツを構え固まる

の図を傍観していた私でしたが、いつまでたっても子ネコを落とさないキュウ君に
イライラしたのか、ついに動きます。
 
ツカツカとバケツを構えるキュウ君のところへ向かい、バケツの底を
 
 
ポンッ!!
 
 
と叩きました。
 
すると、可愛い子ネコちゃんは無常にも湾内にボチャン。
 
そこからは、おっさんのネコを突く手の動きも倍になり、私たちはそれをただただ眺めるだけでした。
 
そして、ついに力尽きた子ネコちゃんたちは水死体となって港湾内に浮かんでいます。
なんか口から白いものもでていました。
 
「あ~すっきりした」
 
と、清々しい表情でどこかにいきました。
 
残された私たちは、せめてお墓でもつくってあげようと
近くに泊めてあった船に乗り込み、子ネコちゃんをすくい上げようとします。
が、死んだネコってぐにゃぐにゃなんですね。
 
近くにあった大きな長い木の板で子ネコちゃんをすくおうとしますが
身体がぐにゃぐにゃですくい上げられそうでツルン!と落ちてしまいます。

諦めた私たちは、その後黙って家路についたのでした。。。
 
以上です。
 
みんな、動物虐待はいかんよ!
私はその後、30過ぎるまでネコに全く懐かれなくなったよ!
 
数年前に旧友のキュウ君にその話をしたら、いかにも
思い出してはいけないものを思い出してしまった!というような顔をしていました。
(キュウ君、思い出させてごめんね!普通、トラウマものだよね!)
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。