元いじめっ子の懺悔ブログ

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元いじめっ子が結婚式に参加するとどうなるか?

どうも~~!

皆さんお久しぶりでっす!
ここ最近、陰に入っていたため更新が滞っていた
元いじめっ子の武始です!
 
今回は、人生の一大イベント
 
結婚式
 
に、私のような精神疾患が参加するとどうなるのか?
について、振り返りながら考察していきたいと思います。
 
 
部下の結婚式について
 
私が現在働いている田舎の中小企業での出来事です。
 
私の勤めている職場は、しがない工場。
そこで中途半端な役職についている私は
しばしば、部下の結婚式の招待を受けます。
 
基本、部課長や係長などの上の役職者が主賓祝辞の依頼を受けるのですが
何を血迷ったか、今回紹介する彼は通常では考えられない決断をします。
 
私のトンデモナイ噂を知ってか知らずか
 
彼「課長とか呼ぶのめんどいんですよね。武始さん、祝辞お願いできますか?」
 
と、ありえないミステイクをします。
 
その話を受けた私は、正常時の真面目な性格を発揮し
数日前から前日の夜まで一所懸命に原稿を作成します。
 
 
前日夜 PM10:00
 
う~ん、何とか一通り原稿ができたな。
あとはスムーズに話せるか予行演習をしよう。
 
 
PM11:00
 
よしっ!原稿を見なくてもすらすらと読み上げられるようになったぞ!
 
 
PM11:00
 
うん?この部分、なんかおかしいな?
・・・まだ時間に余裕あるし、もう少し修正しよう。
 
 
当日 AM1:00
 
ふぅ~、疲れた。
新しい原稿もソラで読み上げられるようになったし、もう寝るか!
 

そこに、たまたま私の姉登場

姉「武始、なにしてるん?」
 
私「いや、結婚式の祝辞の原稿つくってた。もう終わったよ。」

姉「ちょっと、見せてみ」
 
 
 

・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 

・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
 
姉「全然ダメ!パンチがきいてない、やり直し!!」
 
 

なんと、結婚式当日朝(まだ寝ていない)状況で
数日間かけてやっと作り上げた原稿をダメ出しされ
さらに一から作り直せとの至上命令が発令されたのです。

私は、姉と年が6歳も離れているせいか幼少期からかなり理不尽な
主従関係を強いられており、今回の件も「ノー!」とは言えないのでした。
 

(勘弁してくれ~~~!!)
 

と、思いながら必死の思いでやり遂げました。
(この時点で時間はAM5:00)

そして、少しの仮眠を挟み、いざ結婚式会場へ出発!!
 
(ふ~、いざ祝辞があるとなるといつもと雰囲気が違うな)

と、程よい緊張感を保ったまま、目的地に着くまでの間中
友人が運転する車の中で原稿を何度も読み上げて頭に叩き込みます。
(友人も一緒に招待されていました。)
 

さあ、運命の結婚式会場に到着です!!

本当、ただ参加するだけとは全然違いますね。
一向に落ち着きません。

(はやく祝辞やらせてくれ~!終わるまで酒も飲めん。)

そして粛々と式は進行していき、いよいよ私の出番です!!
司会の方が私の紹介をします。

「次に、ご来賓の皆様よりご祝辞を頂戴したいと思います。
まず、新郎側のご来賓を代表して、新郎の上司
なんたらかんたら部門うんちゃらなんちゃら部ほにゃらら課
(ぱっとせん役職名)武始様よりお願い申し上げます。
武始様、お願いいたします。」
 
 

・・・・・・・
 
 
 
詳細は省きますが
試験時間直前まで受験勉強をしていた学生がたまたまみた問題が試験にでた!
くらいのいきおいで一言も嚙むことなく、少々の笑いもゲットし
無事に祝辞を終えることができました。

(よかったー!これで一安心だ!やっと落ち着いて酒が飲めるぞ!)

と、同席していた部下のおべんちゃらも受けつつ
(ボスの素晴らしい祝辞、ちゃんとムービー取っときましたんで!なんて言ってました。)
気分良くいた時の事です。

じわじわと事件が起き始めます。
 
 
私の会社からの参加は、新郎の同僚がひとテーブル、私のテーブルに上司や残りの部下、友人という構成でしたが、なにやら私のテーブルにアルコール度数の高い酒が何故かよく並ぶようになりました。
 

部下1「武始さん!このお酒、新郎の父親からです!一気してください!」

私「おうっ!すまんな!」
 
私心の声(?? 普通、挨拶は来ても、別テーブルから酒を勧めてくることあるか?)
(まぁ、気分も良いし飲むか!ってウイスキーストレートかいっ!きっついなぁ)
 

部下2「武始さん!ビール無くなってますよ!お注ぎします!」
 
私「おっ!ありがと」
 
私心の声(うぷっ!このビール絶対ウイスキー入ってる!さっきのと同じ味やし!)
(まぁ、気分いいし飲むか!!)
 

・・・てな感じですっかり部下の策略にハマりべろんべろんになった私は
主賓の超上座から、臆面もなくその本性を発揮し始めます。。。
 
 
いきます。結婚式つぶし其の一

新郎新婦のメインテーブル占拠

すっかり酔っぱらった私は新郎新婦がいるメインテーブルに
私の椅子を移動させそこで酒を飲み始めます。
全く周りが見えていない桜木ビジョン(スラムダンク知らない方スミマセン)で
目の前の酒一点だけを見つけ飲み続けます。
記憶にありませんが、一度も面識のない新婦の肩を抱き何やら話していたようです。
 

結婚式つぶし其の二

うんこ連呼事件

私に強い酒をしこたま飲ませ酔っぱらわせた犯人に、ようやく気づいた私は
やつを捕まえ、怒りを抑えることなく普段名前で呼んでいる彼をこう呼びます。
 
「おいうんこ」
 
べろんべろんの酔っ払い(しかも上司に)ずっとうんこ呼ばわりされながら
私の嫌味を聞いていた彼は、しばらくは耐えていましたが
居たたまれなくなったのか、いつの間にか姿を消しました。
 
それに気づいた私は

「うんこ!どこいったんや!!うんこ!でてこい!!」
「お前、誰に教えてもらってそんなこと(強い酒をだまして飲ませた)したんや!」
「こらっ!うんこ~~!!!」

その時は結婚式もクライマックスに近づき、多分お涙頂戴の
 
「新婦の手紙朗読」
 
あたりだったと思います。
 
 
想像して下さい。
 
 
新婦が涙をこらえながら、手紙を読み上げるそのすぐそばで
 
「うんこ!!」
 
と叫び続ける主賓の姿を。
 

周りの方々はどう思ったでしょうか。
 
あの人、うんこ我慢してるんやろか?とか
 
うんこっていう女の子を探しているのかな?とか
 
おそらく思っていないでしょう。

後日、私を招待した部下に言われました。

「武始さん、みんな祝辞はすごいよかったと言ってたけど、その後がちょっと、、、」

と。
 
 
まだ続きます。
 

結婚式も終わりかけの頃、さすがにうんこも隠れることができず私に捕らえられます。
そこで問い詰め続けた結果、彼は自分の上司を売りました。
 
うんこ「自分の班の班長さんに、武始さんなら体育会系だからこういう事も受け止めてくれるって言ってました。」
 
と。

そこで、私の怒りの矛先は当日勤務中の某班長に向かいます。

結婚式の帰りの道中、会社へ電話し某班長に対し
 
「お前の教育、どうなっとんじゃ!」
「あいつはほんまにうんこじゃ!!」

てなことを延々べろんべろん状態で言い放っていたようです。
(友人談)
 
 
以上です。

皆さん、めんどくさいからってテキトーな上司に祝辞を頼んだり
招待するのはやめた方がいいです。
 
一生に一度の結婚式が潰されます。
 
その後、数少ない猛者が何度か招待してくれましたが
相変わらずの暴走を繰り返す私だったのでした。

うんこくん、あのときはすまんな!
でも、やっぱりお前はうんこだ!

招待してくれた彼!人を見る目を養おう!
身近なところに猛獣は潜んでいる!

みなさんも酒で失敗しないよう注意してください。
 
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!