元いじめっ子の懺悔ブログ

元いじめっ子が過去の出来事を、面白おかしく懺悔するブログです

捨て丸について

皆さん、こんばんは
 
元いじめっ子の武始です。
 
今日は以前からちょくちょく出てきている
クボケン捨て丸のことについて書かせていただきます。
 
捨て丸とはアボチャンほど(ピザまん事件参照)ではないですが
昔から付き合いがあり、成人してからも
 
お供します!
 
と、言わんばかりに県外を転々としていた私の後を追いかけてきていました。
(うん、やっぱり捨て丸ですね!)
 
勿論、彼も異常です
 
そんな、彼のエピソードをざっくり紹介します。
 
彼とは、保育所の頃からの付き合いでした。
その頃は捨て丸臭は全然していませんでしたが
(命は狙われてなかったと思います)
桃太郎でいうところの
 
サル
 
のイメージがしっくりくる、見るからに野生児でした。
 

そんな彼とは、よくはみ出し者同士の友情、というか
先生に「授業の邪魔!!」(砂田先生です)と追い出され
皆授業を受けている中、グラウンドでサッカーをしたり
授業中、廊下で一緒に絵を書いたり、、、

まぁ、よくいる問題児コンビですね。
 
 
ふと、思い出したのでそんな彼と詐欺師とのエピソードも一つ。
 
小学4年生くらいの遠足での出来事。
遠足の道中に自動販売機がありました。
ラインナップされているジュースを見てみると、なんと!!

ホワイトコーラ

なるものがありました。

当時はコーラと言えば、お馴染みの砂糖の塊
糖尿病まっしぐらのコーラしかなく(勿論ゼロ、なんてありません)
真っ白なフォルムのその新発売のコーラは子ども心に
先生の目を盗んででも飲みたい!と思わせるに十分な魅力がありました。
 
そこへ、思い立ったらすぐ行動、リスクマネジメントゼロで有名な
ノンブレーキ捨て丸が迷うことなく自販機にお金を入れ、ホワイトコーラを買いました。
その匂いを嗅ぎつけた詐欺師アボチャンが保育所時代に味を占めた
"あの"詐欺を実行します。(くどいようですがピザまん事件参照)
 

アボ「おまえ、それ買ったんか」
 
クボ「おお、どないしたん?」
 
詐欺師「それ、アルコールはいっとんぞ、飲んだら酒くさーなって先生にばれるで」
 
詐欺師心の声(よしよし、これであいつビビッてもう飲めんな。あとはテキトーに言いくるめて、お目当てのホワイトコーラをいただくとするか!)
 
 
 
ガシャンッ!!!
クボ(全力で飲みかけのホワイトコーラをゴミ箱に投げつける)

・・・アボチャンの思惑は外れ、三方良しどころか

クボ:お金の無駄
アボ:タダ飲み失敗
日本コカ・コーラ:新発売の商品が一部地域(同学年みんな見てた)で風評被害をうける

という、三方悪しを実践してしまいました。
 

さてさて、そんなエピソードもありつつ、クボケンも成長していきます。

先ほど、彼のことをノンブレーキと表現しましたが、彼の壊れたブレーキは
いよいよその性格だけではなくなってきたのです。
 
 
まずはノンブレーキ自転車
 
彼が中学生の時に乗っていた自転車はブレーキが効きませんでした。
なぜだか不明ですが、よほど扱いが悪いのか、握力が強すぎるのか(サルだから?)
よく下り道なんかで電柱にぶつかったり、橋から落ちたりなど、身体をはって皆を楽しませてくれていました。
(クボケン、ありがとう。今思い出しても笑えるよ)
 

続いてノンブレーキ原チャリ
 
これはさすがに嘘だろ、と思う方も多いと思いますが、本当です。
私も、さすがに信じられず
 
「おい、どうやって止まるんやこれ」
 
と彼に聞いてみたところ、彼は
 
「みとけ、今から実際に止まったるけん」

と、意気揚々とノンブレーキ原付で走り出します。
地元の港の直線道路で、遥か彼方から猛スピードで突っ込んでくる捨て丸
 
(こいつ、やはり命を捨てている)

そう思った私の目の前で
 

ダンッッ!!!!!ダンッ!!!ダン!
 

なんとハンドルをもったまま、超人的な脚力でポパイのように
足を地面に叩きつけ、3歩ほどで原付を停止させたのです。

それを見た私は、スゲー!と感嘆すると同時に

こいつ、絶対二十歳まで生きられんな

と確信したのでした。
 
 
あれから二十数年
まさか彼が今も命を落とさず生きながらえているとは、、、
 
やはり
 
ノンブレーキ=死人
死人=最強
 
説、は本当だったんですね。
花の慶次知らない方、スミマセン)
 
そんな彼も今では社会に適合できず、そこそこ良い会社で
心の病と闘っている真っ最中です。

WHY?

私が思うに、年を取るにつれブレーキを覚えていったからでしょうね。
 
人間、ブレーキを覚えると、ブレーキの安心感に憑りつかれ
アクセルを踏むべきところでも、いつもブレーキを踏むようになります。
 
石橋を叩きながら渡ろうとし、橋の真ん中でブレーキを踏み続け石橋と共に崩れていく
 
そんな大人が大勢いるような気がします。
いい歳こいた大人も、初心に帰りノンブレーキでいこう!
注)命の保証はしません。また、取り返しのつかない事態があった際は連絡ください。

ネタにさせていただきます!

皆さん、人生はネタです。どうせなら面白いネタを提供しましょう!
 
以上、最後まで読んでいただきありがとうございました。