元いじめっ子の懺悔ブログ

元いじめっ子が過去の出来事を、面白おかしく懺悔するブログです

娘のいじめについて

みなさん、こんばんは。
 
最近、娘のいじめが気になる元いじめっ子の武始です。
 
今日は、あれから(おーい!はに丸事件参照)進展がありましたので
報告も兼ねて書いていきたいと思います。
 
 
 
私の娘がいじめを受けていたのを知ったのは数週間前。

以前より、娘の友だち関係が変わっていたことは気になっていたのですが
実はあるグループから仲間はずれにされていたようです。
そして、そのグループのうちの一人"ふゆかちゃん"に
色々と嫌がらせをされていました。
 
いつも、目が合ったと思うと睨んでくる。
話しかけても「はぁっ!?」と威嚇するように返事をする。
そして極めつけの舌打ち。
 
心の優しい私の娘はそんなことで?大きく心を痛めていたのです。
(まぁ、私ならそんなことをされた刹那、しばき倒していますが。)

また、言い返すこともできない娘はいつも学校から帰ってきては
そういった出来事を私たちに話します。
 
(そんな、ささいなことで親が口出しするのもなぁ)
 
なんて思っていましたが、嫁が
 
「子どもにとったら大きい問題や!なぁ?パパ」
 
と、言ってきます。
そこで、私はこう言いました。

親とは木の上に立って見ると書く!
木からノコノコ子の喧嘩に出ていく親がどこにある!!
(BY千利休in花の慶次
 
(間違いなく決まった、、、どうだ、ぐうの音も出まい)
 
(さすがパパ!!な~んて尊敬の眼差しで俺を見つめているんだろうな)
 
(どれ、この天下一の傾奇者の私がひとつ嫁の顔を拝んでやるとしよう)
 
 
 

・・・・
 
 
 
 
チラッ
 
 
 
 

なんと!そこには
顔面真っ赤でぶち切れ寸前の嫁の顔がっ!!
 
 

とまぁ、こってりと嫁にしぼられ反省した私は、担任の先生に電話をすることにしました。

で、翌日担任の先生は、娘の話を聞いてくれました。
また、道徳の授業で今回のいじめの内容と似たテーマで
本人に気づかせようと言う試みまでとってくれたようでした。
 
今回の先生の行動は、子どもは喜んでいたようです。
 
 
ここまでが前回の流れです。
 

さぁ!その後、娘とふゆかちゃんの関係はどうなったのか!?
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 

関係悪化
 
 
 
 
 
当たり前ですよね。

娘が先生に告げ口して(と思って)先生もそれっぽいことをやる。
向こうからしたら気に食わないにきまっている。
 

そんなこんなで、さらにいじめがエスカレート。
その内容を娘の口から聞いているうちに
私の心境にある変化が起きました。
 

(うわ~、実の娘を言えど、イライラする!!)
(なんで、言い返せんのや!)
(口で勝てんかったらしばけ!!)
 

そして、そのイライラの矛先は迷うことなく娘に向かいます。
 

「お前、しっかりせえ!」
「毎日毎日こんなこと言われたやされたや言うけど、どうしたいんや!」
「言い返すこともできんのか!」
「よくそんなことされて、おめおめと帰ってこれたな!」
 

・・・我ながら、清々しいくらいのクズ親っぷり。
 

しかし、世が世なら
いじめられて帰ってきた子を家から追い出し
 
「相手を泣かしてくるまで帰ってくるな!」
 
と言われるのが普通。

ですが、私も少し言い過ぎたな、と反省し次の作戦を練ります。
そこで思いついた作戦とは・・・
 
 
名付けて
 
 
【シャドウディベート
 
 
です。
 

ふゆかちゃんがよくやる行動や言葉に対し
あらかじめ返しの言葉を用意し、それを実際に言う。
勿論、娘はどう返して良いかわかりませんから言葉は私が考えます。
 

まずは、はぁ?から
 
 
「相手が"はぁ?"言ってきたと想定してこう返すんだ」
 
と娘に返しの言葉を伝えます。
 

「大丈夫?耳悪いの?保健室連れてってあげようか?」
 

・・・3・4回ほど練習させました。
 

しかし、娘の言葉を聞いてもいまいちピンとこない。
 

却下!!次!!
 

相手が睨んできた時を想定して、こう言うように指示しました。
 

「どしたん?顔面おかしいよ?何かの病気かな?」
「せんせ~!ふゆかちゃんの顔面がなんかおかしいです!」
 
 
これも2・3回練習させました。
 

・・・やはりピンとこない。
 
 
ちなみに嫁のツボには入ったのか、その間嫁はずっと爆笑していました。
 

・・・あとから想像すると、クレイジーな家族ですね。(スミマセン)
 

とまあ結局、新しい作戦もしっくりこなかった私は正攻法でいくことにしました。
 
 

今から真面目な話をします。
まずは相手との気持ちのすれ違いを解消するのが一番です。

確信犯ならともかく、一旦は面と向かって話し合うのが一番だと思います。
結果、よかろうが悪かろうが次のステップに進めます。
現状維持で行動に移さない限り状況は変わりません。(進展しません)

よかった場合は万々歳。
悪かった場合も、相手の真意がある程度掴めますので対処法も見えてきます。
 
そこで、私は再度担任の先生に電話をしました。

疲れた様子の先生。
 
同じクラスで男子がかなりひどいいじめを受けているようです。
疲弊しきった先生に申し訳なさを感じながらも
 
「すみませんが、一度ふゆかちゃんとうちの娘と話し合いの場を設けてもらえませんか」

と言いました。

快く引き受けてくれた先生は早速翌日(今日です)話し合いの場をセッティングしてくれました。
 

その結果・・・・
 
 
 
 
 
 
ふゆかちゃんと娘は、仲良しを通り越して大親友になりました!
チャンチャン♪
 
 

まぁ、理由が本当にちょっとしたすれ違い(思い違い)から来ていたので
お互いが相手に思っていることを言い合ったところ、仲良くなれたそうです。
 
この話が本日以降、出てこないようならハッピーエンドだと思ってください。
8:2の割合で続きがありそうですが、、、
 
 
以上です。
まさか私がこのいじめっ子ブログを始めてすぐに子どものいじめに関わるとは、、、
これからも包み隠さず話していきたいと思います。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。