元いじめっ子の懺悔ブログ

元いじめっ子が過去の出来事を、面白おかしく懺悔するブログです

民泊生にみる学生の傾向について

皆さん、こんばんは。
 
元いじめっ子の武始です。
 
さあ、ようやく6/9に民泊新法(住宅宿泊事業法)が国会で成立しましたね!
これで、地方自治体の経済効果や観光振興に期待が高まります。
特に、地方のお祭り等で大勢の方が宿泊場所の確保に苦慮していた問題が
一気に解決され、田舎者の私としては大変嬉しく思っています。
 

・・・えっ?
 
このブログのテーマと全然違うって?

いえいえ、そうではありません。まあ、聞いて下さい。
 
実は、数年前から我が家は(というか親が)民泊型修学旅行生を
ずっと受け入れていました。
 
都会の学生を受け入れては、実家の漁師体験をしてもらったり
釣りをしたり、夕食は一緒に新鮮な魚介類を、説明しながら食べたり、、、
小学生や中学生がメインで、皆とても行儀よく可愛らしい子ばかりで
いつも楽しく交流をしています。

が、そんな民泊生の中にも数は少ないですが、強烈な学生がいたのも事実。
そんな、過去の経験をご紹介させていただきます。
 

某O田中学校の生徒
いつも、元気よくやってくる民泊生でしたが
今回の彼女達(うちは娘二人なので、いつも女の子を受け入れています)は一味違いました。
 
まず、挨拶ができない
そして、時間を守らない
家についた途端、持ってきてはいけないはずのスマホを堂々といじり倒す
 
ん~~~、まったまにはこういう子たちもいるよね
と、冷静に対応をしていたのですが、事件は夕食後に起きました。

家の座敷(座卓)で夕食を食べていたのですが
彼女たちが夕食を食べ終わった後、珍しく私たちに話しかけてきます。

彼女たち「テレビつけていっすか?見たい番組があるんすよ」
 
私「う、うん、みていいよ」
 
彼女ら「どもっす」
 
(なんだこいつら?喋り方がまるで昔のうちの嫁のようじゃないか
 
とは、思っていませんでしたが、私は努めて笑顔をつくり彼女達にテレビのリモコンを渡しました。
うちの家は(というかどこの家庭も)テレビのボリュームって大きくても30位ですよね?
 
彼女らがつけた時のテレビのボリュームも丁度30位だったかと思います。
 
私「音大きかったら小さくしてね」
 
女ども「全っ然聞こえねー!」
 
そして、黙ってテレビのボリュームを上げ始めます。
 
 

・・・40

(うわっ結構うるさいなぁ)
 
 
 
・・・50

(いやいや、近所迷惑やん)
 
 
 
・・・・60???

(こいつら正気か!?)
 
 
彼女らは耳のリミッターがすでに解除しているのか、まるで自動車についているスピードメーターの最大表示速度240km/hという、常人なら到達することのできない領域まで無表情で上げ続けています。

そして、ついにボリュームは65にまで達しました。
(さすがに、それ以上は上げませんでした)
 
その後、やっと音量に満足したのかその場で大の字になって王様のようにテレビを見始めます。

メスブタ「ぎゃはは!!まじウケる!!」

いや~~世の中は広い。いるもんですね、こういうガキ。
 

私の家の事件はその程度だったかと思いますが
別の家では布団を水浸しにしたり(ふとんの上で水遊び)
家のものを破壊したり、あるグループはここでは紹介できないようなことをして即日強制送還されていました。

結局、何が言いたいかというと、それは到着の際の様子にありました。
 

到着後に、まず民泊生を受け入れる家族から、お出迎えのイベントがあるのですが
(うちの父は達筆で、いつも大きな紙に一人ひとりのフルネームを書いて歓迎しています。)
 
まず思ったのは
 
(今回の学生、だらだらしているなぁ~)
 
でしたが、その後
 
(ちょっと待てよ!?先生の方がなんか雰囲気やばいぞ?!!)
 
 
そうです。
 
なんと、集合時間になっても、ちゃんと時間を守らずだらだらと行動しているのは
先生方のほうだったのでした。
 
やる気の感じられない表情
時間にルーズなところ
生徒に対する愛情や情熱が全く感じられない
 
先生自身がしっかりと背中で学生達に教育していたんですね。
人間のクズに仕立て上げるために、、、
 
 
子どもが一番影響を受けるのは家族です。
ですが、その次に影響を受ける場所は学校ですよね。
そこの先生がそんなんじゃ、生徒は育ちません。

では最後に、学校教育に関する私の好きな書籍を紹介して終わりたいと思います。
 
心が技術に勝った「雀鬼流」学校改革
著者:林田 明大
 
とても、勇気が湧いてくる本です。
特に、学生より先生方に読んでもらいたい。
ですが、身の丈を超えて頑張り過ぎて潰れないように注意してください(笑)

ではでは、本日も最後まで読んでいただきありがとうございました。

発達障害について

こんばんは、元いじめっ子の武始です。

今回は私自身が、発達障害だったのかな、と思った出来事について
お話させていただきます。間にいじめ関連の話題も織り交ぜていきます。
どうぞ、ご覧ください。
 

小学生時代の話
 
私の小学生時代は、以前も少し話しましたが、ほとんど

本能

で生きていたため、あまり記憶にありません。
そんな数少ない記憶を辿り、紹介させていただきます。
 
 
【靴下事件】
いつもの朝、普段真面目に小学校に通っていた私は
いつものように学校に行く準備をします。
服を着替え、ランドセルを背負い、さあ、あとは靴を履いて登校!

と、その時!私の目の前にあるものが飛び込んできました、それは、、、
 
靴下です。
 
そう、靴を履く時に自分が履いている靴下に目がとまりました。
その靴下の丈が左右ちょっとずれていたのです。

(なんか、気になるなぁ)
(左右ぴったりにしないと)

変なところで几帳面だった私は、少し下がっている片方の靴下を持ち上げます。
すると、今度は反対側の靴下が下になりました。

(う~ん、反対側をもうちょっとあげよう)

すると、また片方が上になる。

そんなことを繰り返し、もうこれ以上無理!と言わんばかりに
靴下はピンピンに引き上げられていました。
そこでリスタートです。
 
両方の靴下を一度足首まで下げた私はもう一度トライします。
しかし、所詮小学生、満足のいく左右ピッタリな状態には持っていけません。
そんな無限ループを何度か繰り返した後、、、
 
 
 

うわ~~~ん!!
 

大泣きです。
 
そして「靴下の丈が合わない」という理由でその日は学校を休みました。
 
 
【ハンカチ事件】
その日は、自分の靴下も目に入らず、順調に登校中です。
校門前まで来たところで悪い癖がでます。
 
(あっ、そういえばティッシュとハンカチもったかな?)
 
そう思った私は、右のポッケを確認します。
ティッシュがありました。
 
(よしよし、あとはハンカチだな)
 
そして、運命の左のポッケを確認します。
皆さんのご想像の通り、ポッケの中をいくらまさぐってもハンカチがありません。
 
 
・・・・・・
 
 
・・・・・・
 
 

うわ~~ん!!!
 
その後、家に引き返しその日は学校を休みました。
 
 
【友だちとの出来事】
同じ地域の友だち"スネ夫"と一緒に学校の廊下を歩いていました。
子どもらしい楽しい会話をしながら歩いています。

どこにでもある光景です。

そんなとき、ふと彼の"ある部分"が私の目に入りました。
一緒に並んで歩いていたのですが、横目に見える彼の
 
腹部

がとても気になるのです。

(私の心の声)
今、スネ夫の腹にかかと蹴り
(一度足を前に大きく振って、戻ってくる反動を利用し腹部へかかとを突き刺す技、みぞおちに入るとなおよし)
をしたらどうなるんだろう?

一度気になったら、我慢できません。
いきなり、そして思いっきり、実行します。
 
 

ぐふっ!!!
 
狙い通りみぞおちにさく裂。
案の定、とても苦しむスネ夫
それも見て、なんとも満足そうに微笑む私がいました。

友だちからすれば、たまったもんじゃありませんが
こんな突発的衝動はちょくちょくあったと思います。
 
 
【お笑い】
そんな突発的かつ無慈悲な行動をとっていた私の周りに集まってくるのは
数少ない友人?と、私の家にあるファミコンをするために
勇気を出して遊びに来るやつくらいしかいなくなりました。

このままではだめだっ!!

そう思ったのは、こども心に"孤独"がとても嫌だった、という記憶があります。
それ以降、突発的暴力や意味不明な行動が無くなることはありませんでしたが
一所懸命、周りを笑わす行動をとります。

その甲斐あって、なんか面白いことをするやつ、というイメージを構築でき
完全に孤立することはありませんでした。
 

【ぺっちを泣かす会】
同級生にぺっちという子がいたのですが
その子は私に虐待され続け、小学五年生にして
早々と最強の肉体を手に入れます。
そう、それは

虐待筋

です。

過酷なトレーニングに耐え、それを乗り越えてきた彼の鋼鉄の肉体には
生半可な力ではびくともしません。
見た目もちょっとしたボディービルダーです。
 
そして、ぺっちの肉体に対し危機感を抱いた(なんで?)私は
一年に一回はぺっちを泣かせる!
という、目標を掲げ"ぺっちを泣かす会"を設立します。
(勿論、会員は私一人です)
その後、一度だけ目標は達成されました。
 
その時のラストアタックは
倒れたぺっちのそばにあった机に飛び乗り(プロレスで言うとトップロープ
その場所からの全体重を乗せたドロップキックでした。
 
 
【テスト】
私は勉強でも、気が向けば負けず嫌いを発揮します。
ある時、その負けず嫌いを発揮したテストの答案が帰ってきました。
 
(勿論、満点だろう)

そう信じて疑わなかった私は先生に呼ばれた時に、皆に
 
「満点の答案をもらってきま~す」
 
と、ニコニコと宣言しながら答案を受け取りに行きました。

そして受け取った答案用紙には

99点

と、赤ペンで書かれていました。
かすかな記憶では書き間違いのケアレスミスだったと思います。
信じられませんが、100点ではなかったのです。
(当時、ドラクエ復活の呪文を何度も書き間違うくらいだったので、当然といえば当然ですが)

次の授業でテストがあったのですが、その現実を受け止めきれなかった私は、
前から配られる答案用紙を泣きながらビリビリに破き、テスト拒否をしてしまいます。
 
 
 
・・・とまあ、思い出せる範囲で無作為に書き出し、見直してみて思いますが
 
絶対一緒にいたくないタイプ

だな、としみじみ思います。

昔よりましになったとはいえ、今の職場の人たちもよくこんな私と付き合えているな、と感心します。
周りの方々は相当ストレスを抱えているんだろうな、と今でも思います。
 
最近、脱線系の話が多かったので、やっと本来の懺悔ブログの趣旨に合う内容の記事が書けたかな?

みんな、本当あのときはごめん!!
また良かったら一緒にお酒でも飲みましょう!!
もし、仮にこのブログをみてしまったなら
恨みつらみのコメント、お待ちしております!!m(__)m
 
もし、この記事をみて少しでも共感できた方は
周りの縁のある方々に感謝しましょう!
私のような者は、人間関係においても破壊は得意ですが構築は苦手な人種なので、、、
 
ではでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

私の嫁について

みなさん、お元気ですか。

元いじめっ子の武始です。
 
今回は以前の記事からちょくちょく登場してきている
私の嫁の事を軽く紹介させていただきます。
 
私のような人間と、なぜ一緒になったのか、、、
需要はあまりないかと思いますが、どうぞお楽しみください。
 

【嫁との出会い】
今から約12年ほど前、私の働いている店に彼女は派遣社員としてやってきました。
どんな店かは伏せておきますが、アミューズメントとだけ言っておきます。
 
彼女は私より年下で、当時バイトリーダーをしていた私は
彼女の教育係をすることになりました。
 

私「初めまして、よろしくね。じゃあ、早速説明するね」

嫁「おう」
 

???
 

(今の聞き間違いじゃないよな?)
 

私「じゃあ、今の時間はこの場所でお客様の様子をみておいてね」
私「お客様に呼ばれたら、すぐ行くようにね」
 

嫁「うっす」
 

?????
 
 
(あきらかに言葉遣いがおかしい、、、)
(年も下のはずだし、勤務初日でこの態度か?)
 
私も大概常識のない人間ですが、寮生活を経てある程度の
上下関係は学んでいたので、彼女の言動がいまいち理解できませんでした。
 
(ここは社会人としての常識をちゃんと説明しておこう)
 
私「あの~、一応自分はあなたの教育係で、年も上だと思うし」
私「・・・ちなみに何歳なの?」

嫁「24」

私「俺、一応27だから」
 

嫁「ほ~ん」
(大分、上から目線で)
 
 
この時点で心が折れました。
 
・・・あとから本人に聞いたところ、私が年齢を言った時に嫁は

私にアピールをしている(なんの?)

と勘違いしていたようです。
 
 
そんな衝撃的な出会いからしばらくたった後
休憩室で嫁と派遣会社の管理の方が話をしている場面に出くわします。
休憩室と言ってもそんな広くないので、会話の内容が聞こえてきます。
 

嫁「おまえんとこは、なんでそんな融通がきかんのじゃ!!」
嫁「ほんま、くそみたいな会社やのう!!」
嫁「次はないからのう、次あったら覚悟しとけよ!」
 

嫁の怒涛のクレーム?の前で何も言い返せず
ぐっと拳を握りしめて話を聞いている管理の方、、、
ちなみに大分お歳を召した男性の方です。
 
冗談でも何でもなく言葉遣いは本当そんな感じでした。
(もっと酷かったかな?)
 
 
そんなこんなで、嫁もなんとか仕事に慣れてきた頃
嫁の私への怒涛のアピールが始まります。
(のろけっぽくなったらスミマセン)
 
私が休憩中に椅子に座っていると、嫁も休憩にきました。
私の座っている椅子以外にも、いくらでも椅子はあったのですが
なぜか私の椅子に座ってきます。
 
(いやいや、他に空いている椅子あるやろ!)
 
と、思いましたが、一つの椅子を二人で座るという
シチュエーションにニコニコしている嫁を見ていると
強く拒絶することはできませんでした。

その後も勢いは留まらず、ある日嫁からデートに誘われます。

嫁「明日の夕方7時な!」
私「わかったよ」

ちなみに嫁の生態を間近で観察していた私は
デートのお誘いは何度か丁重にお断りしていました。
押しに負けての承諾です。

(全く想像がつかん、一体どんなデートになるんだろう)
 
そんな、デート前とは思えない何とも言えない心境で就寝。
 

そして当日

6:30
(もうそろそろ時間だな、準備するか)
 

6:50
(ちょっと早く着いたかな?)
 
 
7:10
(おっもう7時10分か、そういえば連絡ないな)
 

7:30
(・・・遅い、連絡してみよう)
 

8:00
(何回かけても繋がらない、、、もう帰ろう)
(何かあったのかな?心配だなぁ)
 
 

翌日、職場にて
 
 

嫁「ごめん!友達と徹マンしてて連絡すんの忘れてた!」
 
 
 
俺「・・・・」
 
 

嫁はその後もめげずに私をデートに誘います。
一回目のデートをすっぽかされた私は
次はないよ、と釘を刺しまた同じ時間にデートの約束をします。
 

そして当日

6:30
(もうそろそろ時間だな、準備するか)
 
 
 
以下、前回のリピート
(すっぽかし)
 

そして翌日

嫁「ごめん!携帯なくしてて夜中ずっと探しとったんよ!」

連絡手段は他にいくらでもあるだろ!!というツッコミは置いといて
次も"徹マンでドタキャンだったらないよ"と思っていたのか
ひとしきり言い訳をした嫁はふぅ~と一息ついた後、煙草に火をつけ一服していました。
 
人としてどうなの?と思いながらも彼女の押しの強さ?で
その後何だかんだ事件はありましたが無事、結婚することになりました。
 
長くなりそうなので、嫁については一旦これくらいにしておきます。
 

他にも面白エピソードは色々ありますが
あまり過激になるとあれなのでダイジェストで簡単に紹介します。
 

当時嫁は、私のシフトに合わせ当日欠勤等を平気で繰り返す
 
嫁が仕事を辞めた後、私に「寂しいから仕事いくな」と言って辞めさせる
 
子どもができて、出産予定日の直前(私は別の仕事をしていました)
親が宝くじ当たったから仕事辞めろ、といい辞めさせる。
(勿論、宝くじの話はウソ)
 
よく失踪する
 
数ある失踪(逃走)劇の中で一番の大捕り物は
二人の刑事と一緒に出口(逃走経路)をかため、捕獲したこと、、、など
 

一緒にいて一向に飽きの来ないとても素敵な嫁。
なぜ、私がこんな嫁と一緒になったのか、それは、、、

当時桜井章一にハマっていて、彼の嫁選びが

数あるガールフレンドから一番大変そうな子を選んだ

という、エピソードがあり

漢の愛は責任感!!!

と一人盛り上がり結婚を決意しました。
 
この子と一緒になったら大変だろうな、とは思いましたが
一つ彼女の良いところを挙げるなら、ある意味とても

素直

なところ

素直に嘘をつく、素直に人に迷惑をかける

そんなところが決め手でしょうか。

やっぱりのろけ話のようになってしまいましたね。(スミマセン)
今では私の異常性にも寛容?で近所では仲の良い夫婦、で通っています。
 
 
振り返ると、当時の私は嫁と結婚していなければ
今の職場(勤続10年で私にしては奇跡)に出会うことも
可愛い二人の娘に出会うこともできず、どこかで野垂れ死んでいたことでしょう。

本当、今となっては、、、ですが(意味深)
 
 
最後に、、、
嫁失踪中に娘二人と動物園に行った時の事
下の娘が風船がほしい、というので買ってあげたら
その時に限って、娘が風船を持つ手を離してしまいました。

空高く舞い上がる風船、、、

それを二人の娘と見つめながら

(嫁は私に定職と娘をプレゼントしてくれた天使だったんじゃないか)

と、ふと思ったこともありました。
まぁ、その後無事確保できましたが(笑)
 
ともかく、皆さんも嫁には感謝しましょう!!

ではこの辺で失礼します。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

人とのつながりについて

みなさん、こんばんは。

元いじめっ子の武始です。
 
いよいよ明日時の記念日に齢四十になります。
・・・良い歳したおっさんですよね~。
 
ところで、私は気が若いもとい精神年齢が未だ小学生レベルなんです。
よく四十は不惑といって、長年生きてきた経験により心を揺らすことがなくなる
らしいのですが現在も心揺れまくりの今日この頃。
 
そんな今日のエピソードを一つ。
 
 
今日も会社で色々問題がありましたが、持ち前のスタープラチナ(スピード&正確さ)で仕事をバチっと定時前に終わらせ、意気揚々と地元の体育館に集合します。

そうです。

今日は小学校の保護者によるソフトバレー大会(懇親会)の日です。
 
普段なら参加しないのですが、先日学校のプリントを持って帰ってきた娘に出場選手リストをみせてもらい
 
(あれっ!?全然人数足りてないやん??)
(人数少なかったら開催しても盛り上がらないやろうなぁ)
(しかも、おっさんと言えどまだ少々は身体も動くし、いっちょ参加してやるか!)

と、当日の様子をイメージし余計な心配をした私は参加申し込みをしました。
そして、体育館に到着、、、
 
 
 
・・・・
 
 
 

・・・・・・
 
 
 
 
・・・・・・・・
 
 
 
 
溢れかえる人・人!
 
 
 
 

(あっ、これあかんやつやん)
 
 
と、思うも時すでに遅し
 
勿論、自己中心的な私は保護者会など参加したこともなく
また、先生と話すのも、この前の娘のいじめ事件のときのみ。
 
・・・しゃべる相手が誰もいません。

例えるなら、人付き合いがあまり得意でない人が
珍しく会社の飲み会に誘われ、少し遅れて到着したときの
すでに酒の入った皆のテンションに全くついていけてないときの状態。
 
(やばいぞ、こんな活気に満ちた体育館で俺一人だけが浮いている、、、)
 
おっ!?あれは地元の同級生じゃないか!
しかも、子どもも同い年だし(チームは子どもの学年別に分かれます。)

話しかけよう!!
と、思うも一向にチャンスがこない。

今まで、練習を共にしてきたのか娘の同学年の親たちの間には
なにか入っていけないオーラ、というか一体感がありました。

それでも、第一試合が始まると、別の親御さんが
 
「武始君、来てたんや!俺疲れたから交代してーや!」

と、千載一遇のチャンス(スーパーアシスト)をしてくれました。

「えっ?いいの?ほなちょっとやろか」

と、ほんの数分でしたが一緒にプレイをすることができました。
私のサーブの番です。
 
 
 
・・・・
 
 

バシッ!!
 
 
 
ズバッ!!
 
 
 
ピー!!(得点入る)
 
 
(よしっ!点入ったぞ!やったー!!)
 
 

周り(し~ん)
 
 
 
気を取り直して、もいっちょサープです。
 
 

・・・・
 
 

バシッ!!
 
 
 
ズバッ!!
 
 

ピー!!(またまた得点入る)
 
 
(よしっ!また点入ったぞ!今度は盛り上がるだろう!!)
 
 

周り(し~ん、むしろうざ~)
 
 
そんな感じでしばらく時が止まったような状態(スタープラチナ・ザ・ワールド発動)でプレイが続きました。

しばらくして、私の抜け番がきます。

そしてまた、うちのチームに得点が入りました。
 
 
 
ピー!!(得点入る)
 
 

皆「うぇ~~~い!!」
(全員がハイタッチ)
 
 
 
う~~ん、この感じ。
 
 
そして、うちのチームが順調に勝ち進みいよいよ決勝です。

なんと、決勝の相手チームも私の下の娘の学年でした。
(先ほどのチームは上の子の学年です。)
 
(おっ!?どっちのチームに入ろうかな。)

(あれっ!?先生が入っているぞ。下の子のチーム、やっぱり人少ないやん)
※人が少ないチームは先生が代打で入ります。

(よーし!なら下の子のチームに誘われるだろう)
(声をかけてくれるまでとりあえず観戦しておこう)
 
 
 
・・・・・
 
 
 
(ストレッチする私)
 
 
 
 
・・・・・・・
 
 
 
 

・・・・・・・・・
 
 
 
 

ピー!!(試合終了)
 
 
 

途中から道端のお地蔵様のようになっていた私でしたが
気が付いたら上の子の学年のチームが優勝していました。
 
その後、閉会式を経て優勝チームが皆で記念撮影をしています。
 
勿論、その中に私はいません。
 
先ほど出てきた私の同級生とも一言も会話もなくイベント終了です。。

この時点で夜の9時頃。

(いやいや、明日は時の記念日だぞ!まだまだ盛り上がれるぞ!)

そんな最高?の不惑前夜祭をさらに盛り上げるために
家族と近所の居酒屋にでも行こうと思い立ち、店(立花)のドアを開けます。

すると、店番のおばちゃんが

「今日は予約でいっぱいだよ」

と、門前払い。
仕方なく帰ろうとするその視線の先には
 
 
 
・・・・
 
 

・・・・
 
 
 
先ほどのチームメンバーが打ち上げをしているではありませんかっ!
 
 

・・・・・・
 
 

チラッ
 
 
 
・・・・・・・
 
 
 
チラッ
 
 
 

・・・・・・・・
 
 
 
 
スー(静かにドアを閉める音)
 
 

その後、ロー○ンで買ってきた冷凍枝豆をつまみながら
金曜ロードショウをみつつ、一人カップ酒をあおる漢の姿がありました。
 
以上、私の前夜祭の一部始終でした。
 

皆さん、保護者会にはまめに参加しましょうね!
 
 
では、まもなく日もかわる頃なのでここいらで筆をおくことにします。

この記事をみて
 
ざまあ!!
 
と思った方、また
 
かわいそう
 
と思った方、はたまた
 
考えすぎ!
気にしすぎだろ!
自意識過剰!キモイ!危害妄想オヤジ、消えろ!!
 
と思った方もよければ一言

ハッピーバースデー!!
 
とお祝いのメッセージをお願いします。

最後に、、、
 
不惑になるにはただ歳をとるだけではなく
人付き合いであったりの積み重ねが大切、というのを肌で感じた今日この頃。
 
また、明日からギャンばります!!
 
最後まで読んでいただきありがとうございました!!

 

娘のいじめについて

みなさん、こんばんは。
 
最近、娘のいじめが気になる元いじめっ子の武始です。
 
今日は、あれから(おーい!はに丸事件参照)進展がありましたので
報告も兼ねて書いていきたいと思います。
 
 
 
私の娘がいじめを受けていたのを知ったのは数週間前。

以前より、娘の友だち関係が変わっていたことは気になっていたのですが
実はあるグループから仲間はずれにされていたようです。
そして、そのグループのうちの一人"ふゆかちゃん"に
色々と嫌がらせをされていました。
 
いつも、目が合ったと思うと睨んでくる。
話しかけても「はぁっ!?」と威嚇するように返事をする。
そして極めつけの舌打ち。
 
心の優しい私の娘はそんなことで?大きく心を痛めていたのです。
(まぁ、私ならそんなことをされた刹那、しばき倒していますが。)

また、言い返すこともできない娘はいつも学校から帰ってきては
そういった出来事を私たちに話します。
 
(そんな、ささいなことで親が口出しするのもなぁ)
 
なんて思っていましたが、嫁が
 
「子どもにとったら大きい問題や!なぁ?パパ」
 
と、言ってきます。
そこで、私はこう言いました。

親とは木の上に立って見ると書く!
木からノコノコ子の喧嘩に出ていく親がどこにある!!
(BY千利休in花の慶次
 
(間違いなく決まった、、、どうだ、ぐうの音も出まい)
 
(さすがパパ!!な~んて尊敬の眼差しで俺を見つめているんだろうな)
 
(どれ、この天下一の傾奇者の私がひとつ嫁の顔を拝んでやるとしよう)
 
 
 

・・・・
 
 
 
 
チラッ
 
 
 
 

なんと!そこには
顔面真っ赤でぶち切れ寸前の嫁の顔がっ!!
 
 

とまぁ、こってりと嫁にしぼられ反省した私は、担任の先生に電話をすることにしました。

で、翌日担任の先生は、娘の話を聞いてくれました。
また、道徳の授業で今回のいじめの内容と似たテーマで
本人に気づかせようと言う試みまでとってくれたようでした。
 
今回の先生の行動は、子どもは喜んでいたようです。
 
 
ここまでが前回の流れです。
 

さぁ!その後、娘とふゆかちゃんの関係はどうなったのか!?
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 
 
・・・・・・
 
 
 

関係悪化
 
 
 
 
 
当たり前ですよね。

娘が先生に告げ口して(と思って)先生もそれっぽいことをやる。
向こうからしたら気に食わないにきまっている。
 

そんなこんなで、さらにいじめがエスカレート。
その内容を娘の口から聞いているうちに
私の心境にある変化が起きました。
 

(うわ~、実の娘を言えど、イライラする!!)
(なんで、言い返せんのや!)
(口で勝てんかったらしばけ!!)
 

そして、そのイライラの矛先は迷うことなく娘に向かいます。
 

「お前、しっかりせえ!」
「毎日毎日こんなこと言われたやされたや言うけど、どうしたいんや!」
「言い返すこともできんのか!」
「よくそんなことされて、おめおめと帰ってこれたな!」
 

・・・我ながら、清々しいくらいのクズ親っぷり。
 

しかし、世が世なら
いじめられて帰ってきた子を家から追い出し
 
「相手を泣かしてくるまで帰ってくるな!」
 
と言われるのが普通。

ですが、私も少し言い過ぎたな、と反省し次の作戦を練ります。
そこで思いついた作戦とは・・・
 
 
名付けて
 
 
【シャドウディベート
 
 
です。
 

ふゆかちゃんがよくやる行動や言葉に対し
あらかじめ返しの言葉を用意し、それを実際に言う。
勿論、娘はどう返して良いかわかりませんから言葉は私が考えます。
 

まずは、はぁ?から
 
 
「相手が"はぁ?"言ってきたと想定してこう返すんだ」
 
と娘に返しの言葉を伝えます。
 

「大丈夫?耳悪いの?保健室連れてってあげようか?」
 

・・・3・4回ほど練習させました。
 

しかし、娘の言葉を聞いてもいまいちピンとこない。
 

却下!!次!!
 

相手が睨んできた時を想定して、こう言うように指示しました。
 

「どしたん?顔面おかしいよ?何かの病気かな?」
「せんせ~!ふゆかちゃんの顔面がなんかおかしいです!」
 
 
これも2・3回練習させました。
 

・・・やはりピンとこない。
 
 
ちなみに嫁のツボには入ったのか、その間嫁はずっと爆笑していました。
 

・・・あとから想像すると、クレイジーな家族ですね。(スミマセン)
 

とまあ結局、新しい作戦もしっくりこなかった私は正攻法でいくことにしました。
 
 

今から真面目な話をします。
まずは相手との気持ちのすれ違いを解消するのが一番です。

確信犯ならともかく、一旦は面と向かって話し合うのが一番だと思います。
結果、よかろうが悪かろうが次のステップに進めます。
現状維持で行動に移さない限り状況は変わりません。(進展しません)

よかった場合は万々歳。
悪かった場合も、相手の真意がある程度掴めますので対処法も見えてきます。
 
そこで、私は再度担任の先生に電話をしました。

疲れた様子の先生。
 
同じクラスで男子がかなりひどいいじめを受けているようです。
疲弊しきった先生に申し訳なさを感じながらも
 
「すみませんが、一度ふゆかちゃんとうちの娘と話し合いの場を設けてもらえませんか」

と言いました。

快く引き受けてくれた先生は早速翌日(今日です)話し合いの場をセッティングしてくれました。
 

その結果・・・・
 
 
 
 
 
 
ふゆかちゃんと娘は、仲良しを通り越して大親友になりました!
チャンチャン♪
 
 

まぁ、理由が本当にちょっとしたすれ違い(思い違い)から来ていたので
お互いが相手に思っていることを言い合ったところ、仲良くなれたそうです。
 
この話が本日以降、出てこないようならハッピーエンドだと思ってください。
8:2の割合で続きがありそうですが、、、
 
 
以上です。
まさか私がこのいじめっ子ブログを始めてすぐに子どものいじめに関わるとは、、、
これからも包み隠さず話していきたいと思います。
 
最後まで読んでいただきありがとうございました。

いじめ、かっこ悪い

どうも、こんばんは
元いじめっ子の武始です。

本日は、題名の通りいじめのかっこ悪さについて
恥ずかしながら語っていこうかと思います。

そもそも、いじめをする人とはどんな人でしょうか。
私は統計データなどあまり気にしないタイプの人間ですが
何となく推測すると
 
50%:普段、いきがっているが本当は心が弱い、下をみて自尊心を満たしたいクズ
40%:周りに流されやすく、また自分だけは安全地帯にいたいと思っている、保身しかないコウモリ野郎
9%:いじめをしているように見えるが、その実戦いに身を置くことを信条としている根っからのソルジャー
1%:ただのキチガイ
 
はい。ただのキチガイの武始です。
今後ともお見知りおきを。
 
 
そうなんですね。いじめって結局は自分の心の弱さの表れなんですよね。
そして、大多数の人はそんなことにも気づかないまま大人になっていく。
 
いじめはダメ!!
 
なんて、いじめを無くそうと奔走している先生方自身が実は
自分の心の弱さを克服しきれていない。
 
昔は"聖職"なんて言ったものですが今は、とかく利己的な理由で要領よく先生に
なる人も一定数いるのではないでしょうか。
(勿論、本当に聖職の名に恥じない先生方もいらっしゃいますが。)
 
とにかく最近は物事を論理的に解釈して問題解決しようという傾向が強い。
論理的に生きて平和な日々が送れるのであれば、こんな勉強大国の日本で
年間3万人以上(だよね?)の自殺者なんてでません。
自分さえよければ、常に自分より弱い奴をそばに、なんて
潜在的に思っている大人のどんな多い事か。
 
そんな大人の下で育った子どもも残念ながら一心に親の考え方を吸収し
立派な利己的人間に育ちます。
 
これが一般的に言う"負のスパイラル"です。

まぁ、結局は子どもの頃は力がモノを言う時代ですから
力で勝負できないやつは分が悪い。(今はわかりませんが)
女の子の世界でいうと、組織力?でしょうか。
女子特有のネットワークを駆使していじめをするのでしょう。
男子も女性化していますから、似たようないじめが多いと思います。
私の頃は無視とかそんなじわじわくるいじめはあまり見かけなかったと思います。
とてもわかりやすい、暴力です。
私も名前が"たけし"だけあって、よく"ジャイアン"なんて呼ばれていました。
 
大人になってもいじめは、形こそ違えどそこら辺に掃いて捨てるほどあります。
暴力は使えないので
 
権力:パワハラ
学力:学力差別
金力:経済格差
 
ありとあらゆる力の尺度を用い、それにすがるかのように
人々が日々無意識にいじめをおこなっています。
 
・・・話が脱線してしまいましたが
 
いじめってとてもかっこ悪いことです。
でも、そんなこと言ったっていじめは無くならないですね。
なぜなら、みんな"かっこよくなりたい"と思っていないからです。
 
いやいや、そんなことない。
みんな、できればかっこよくなりたいと思っているよ。

そんな声が聞こえます。
しかし、本当にそうでしょうか。

かっこよくなりたい、ではないでしょう。
かっこよく思われたい、のでしょう。

とかく、自信のない人は人からどう思われているか気にしすぎなんです。
本当のかっこよい人間は人がどう思っているかは重要ではない。

自分自身、納得できる生き方をしているか

その一言に尽きます。

そして、問題があった時は常に
 
損か得か
周りがどう思っているか

を重要視せず

恰好がつくか
自分が納得するか(損得度外視で)
 
を重要視することで
自然とかっこいい人になっていくのではないでしょうか。

勿論、その道はいばらの道です。
周りで共感してくれる人はほとんどいないでしょう。
時には妥協しなければならないときもあるでしょう。

でも、人の目を気にしていつもびくびく生きるより
自分に正直に、自分にだけは嘘はつかずに
生きていった方がよほど清々しい生きざまだと私は思います。
 

・・・なんか、自分語りがすぎましたが
私が悩んだり、迷ったりしたときに
自分自身を励ますための記事にしようと思い、この記事を書きました。
気分を害した方がいらっしゃれば先に謝っておきます。
 
 
 
 

・・・というのも嘘で、今日娘二人がミニバスに入って初めての練習があったので
テンション上がりまくって勢いにまかせ適当に書いた、というのが本当です!

いあ~、娘が自分がやっていた部活動に入ってくれることが
こんなにもうれしい事だとは夢にも思いませんでしたね。
しかも、終わった後に

「面白かった!!」

なんて言ってくれたものだから、余計に嬉しくて嬉しくて・・・

こらっ!!!そこのお前!!
いじめはあかんぞ!!
いじめ、かっこわるい!!
もし、いつもいじめている奴が、別のやつにいじめられていたら
お前はそいつを助けるんだ!!
そして、いってやれ!
 
「俺のいじめられっ子に、なに手を出しているんだ!!」
 
とな。
いじめるからには責任をもて!!
他のやつにいじめさせるな!!

そうすれば、お前も"ジャイアン"と呼ばれるだろう。
 
あと、いじめられているあなた!!
いじめもいつか終わりは来る!
出口のないトンネルはないんだ!
灯かりがみえるまで、もうちょっと耐えるんだ!
 
また、ふとしたところに出口はある!
天守閣の視野で物事をみよう!!
学校が嫌なら行かなければいい。
仕事も嫌ならやめればいい。
 
私もそんな感じで大学は中退。
仕事も20歳から30歳までの10年間、同じ仕事が2年以上続いた試しがなかった。

そんな私でも、今もなんとか生きています!!
大丈夫!!
 
根拠がなくても自信をもって生きていこう!!
 
 
 
 
・・・失礼しました。
つい熱くなってしまいました。
 
 
ではでは、この記事をみて

そうだ!!

と思った方、もしくは
 
やはりお前はキチガイだ!!
消えてくれ!!
 
と思った方

どうぞ、正直にコメントなんかいただけると幸いです。

以上、失礼いたします。

おーい!はに丸事件

皆さん、こんばんは!

最近、仕事が忙しくなかなか記事を書く時間がとれず
悶々としている元いじめっ子の武始です。

先日も、記事を書こう!とパソコンに向かうやいなや
娘二人と嫁が、私の目の前で学校の話を大声でし始めました。
 
嫁「ほんで?何言われたん!?」
上の子「はぁ!?とか、舌打ちで"ちっ!"とか言われた。」
嫁「ほんま、相手のやつ、ムカつくなぁ!なぁ?パパ。」
子「私、あの子がおるけん、あんま学校行きたくないなぁ。」
 
 
 
自分(う~ん、外野がうるさくて記事がはかどらんなぁ。)
 
 
 

なんて思いながら前回のつまらない記事(自分でいうな)を書いていると、、、
 
 
 

「・・・なぁ?聞いてるん!??」
 
 
自分(はっ!!!??)
 
(もしかして、今の話題は、いじめの内容じゃないかっ!!)
 
そうです。元いじめっ子の子どもが、まわり回って立派ないじめられっ子になっていたのです。

上の子は、元々気が弱く大人しい性格で、小さい時からいつも二つ下の妹に泣かされていました。
それでいて、遊びの時は自分中心でないと文句を言う、いわゆる
"いじめられっ子の才能"
がそこかしこに表れていました。
 
自分(やはり、ついに来るべき時が来たか。。。)

昔、間近(というか当事者)でいじめを経験した私は

(よしっ!親らしい的確なアドバイスをしてやろうっ!)
 
と、意気込んで子どもの話を聞きました。
 
一通り、聞いた後
 
 
 
 
 
なにそれ???
 
 

当時の私からしたらいじめでも何でもありません。

そんなん言われたらしばいたったらええやん。
 
と、思わず口をついてしまいそうになりました。

が、私も一応は人の親
 
(だめだだめだ!俺は今までの人生、何を学んできたんだ!)
(ちゃんと広い視野で、相手の立場にもたって、みんなが納得する方向でアドバイスしなければ)
そう思いとどまり、子どもにどう声をかけようか考えていたところ

「その子、私がしばきに行ってくるわ!」

やばいぞ、子どもが呆然としている。。。(最低の両親だ)
こんな調子では子どもに「親に相談してもダメだ」と思われかねない。
そして子どもが孤立し、ますます追い込まれてしまう。

そこで私は、一つたとえ話をすることにしました。
 
 
いじめというのはね、する方もされる方も結局は寂しい思いをするんだよ、と、、、
みんなが思いやりの心をもって、仲良くするのが一番だと、子どもにわかってもらおうと、、、
 
 
 
私が小学二年生の時の話です。
 

その日も、学校で暴れまくっていた私は
他の子たちが下校したあとに、一人残されて先生に説教をされていました。
 
先生「武始君!あなたはなんでいつも友達を殴るの!?」
先生「今日という今日は、あなたが本当に反省するまで帰しませんから!!」

今回は第1話のごめんなさい事件の時のように人質もいません。
全然気持ちに余裕がありました。
 
自分「ふーん、だって相手もむかつくもん!僕ばっかり悪いんちがう。」

なんて、楽勝モードで構えていました。
すると、先生が

「あなたみたいな悪い子は"少年院"に連れていくしかなさそうね。」(意味深げに)
 
 

???
 
 
 

小学二年生に対し"少年院"というフレーズをだしてくる先生もどうかと思いますが
何だか空恐ろしい説明をする先生の話を聞いているうちに、だんだん怖くなってきました。
でも、私も当時言葉は立ちませんでしたが、相手の雰囲気である程度は
 
"本気度"
 
を読むことはできました。

先生が本気でないことを察知すると、すぐ楽勝モードに戻ります。
 
「先生、勝手に怒っといたら?悪い思わんけん。」
 
そんな感じで、ふんふん♪なんて鼻歌を歌う余裕まであったと思います。
先生は、私をぎゃふんとさせる方法が思いつかないのか、イライラしてきています。
そんなのお構いなしに
 
(はやく終わらんかな)

と考えていた私の視線の先に、、、
 
 

時計(3時10分前)
 
 
 
そうです。あと10分もたてば私の日課であるとても大好きな
 

おーい!はに丸
 

の始まる時間です。
 
みなさん、ご存じですよね!
みんな大好き!はに丸君です。

(はに丸君が始まる時間だ!)

いきなりそわそわし始める私をみて、先生は
 
「なにをそんなにそわそわしているの!」
「今更そんな態度をとっても許してあげませんからねっ!!」

私の今までの態度がよっぽど気に食わなかったのか、かなり怒っています。

(やばい、、、はよ帰らんとおーいはに丸君が見れない、、、)

チラチラ時計を見る私、、、
それを見た先生は
 
「そんな時間が遅いアピールしたって帰しませんからっ!!」
 
今の私には、そんな先生の言葉など全然耳に入ってきません。
私は
 
「早く家に帰ってはに丸君をみなきゃ!」
 
の一念です。

(やばい、、、あと3分)
 
(あと2分、、、今から走って帰ってもギリギリ間に合うかどうか)

(あと1分、、、、、もう無理!!!)
 
 
 
その瞬間!
 
 
 
 
 
 
 
 
 
「うわ~~~~ん!!!」
 
 
 
 
 
 
 
 

私は大声で泣き始めました。
 
私のおーい!はに丸君に対する情熱を、全く理解していなかった先生は
突然のボロ泣きにおろおろするばかり

先生「武始君!?どうしたの??なんで泣いてるの??」
 
私は、なかなか上手く説明できない位のボロ泣き状態でしたが
なんとか

おーい!はに丸君が見られないから

と、泣いた理由を説明しました。
すると、先生は
 
「ごめんね!もう帰ってもいいよ!」
 
と、言ってくれますがもう手遅れです。
 
「今から帰っても、はに丸君ちゃんとみれん!」
 
と、大泣きする私
さらに

「わかったわ!今から学校のテレビではに丸君つけてあげるからっ!だから泣き止んで?ねっ!」
 
突然のギャン泣きに先生もかなり焦っているようです。
ですが、一度へそを曲げた私は

「今から見てもはに丸君最初からみれんやん!」

と、ヒックヒックと泣いています。

そんな感じで、途中までずっと厳しかった先生でしたが
最後の方はなぜかはに丸君が見れずに泣いている私を一所懸命あやす、という構図になりました。
その後も懸命に私を泣きやまそうと頑張った甲斐もあり
何とか、私を帰らせることに成功した先生はホッと一安心したことでしょう。
 
 
その帰り道
 
 
一度先生にあやされ、泣き止んだ私でしたが
ふと、今日のおーい!はに丸君が見れなかった現実を思い出し
 
・・・ぐすっ
 
と再び泣きながら家路についたのでした。
 
以上、人には色々な価値観があるんだよ、という話でした。
 
 
 
 
 

・・・こんな話を子どもにしたってなんのアドバイスにもならないって?
 
 
 
 
 
 
 
その通りです。
この話は私の気まぐれです。
 

実際の流れは以下
子どもの話を一通り聞きましたが、所詮子ども
状況の説明や表現が全部自分目線だったので
そこはしっかり両方の意見を聞くべき、という判断をしました。
 
ただ、いきなり相手の話を聞くこともできない。
(角が立ちますからね。)
なので、一度先生に相談することにしました。
 
先生に「うちの子の話を聞いてやってください」とお願いし
翌日、子どもは先生に話したそうです。
娘の話を聞いた先生はさらに翌日の道徳の時間に
うちの子が話した内容と酷似したテーマで話し合ってもらうという
相手の心にそれとなく訴えかける、という行動をとってくれました。

今日、子どもが帰ってきて
 
「どうだった?」

と、聞いたら

「嬉しかった」

と言ってくれました。

子どもは

自分をちゃんと見てくれている
自分のことを考えてくれている
 
と、肌で感じれば、それだけで元気になるんです。

たとえ、学校がつらくても家が楽しければ大丈夫!
そう思い、今日もバカな話をする私でした。

以上、最後まで読んでいただきありがとうございました!